エネルギー / 鉱物資源

写真提供: ウッドサイド社
オーストラリアと日本は、資源・エネルギー分野で長期にわたる緊密なパートナーシップを築いています。オーストラリアにおける鉱物・エネルギー資源の開発は、50年以上にわたり両国の経済成長に貢献してきました。両国は変革の時代において、鉱物資源の生産や精製、加工において世界をリードしてきました。この歴史的、かつ強力なパートナーシップは地質、地理上の要因がもたらした偶然ではありません。日豪両国によるビジョンと勇気、コミットメントの結果です。
オーストラリア政府は資源・エネルギー分野を含む海外からの投資を歓迎すると共に、こうした投資が地域社会へ大きな利益をもたらすのを認識しています。わが国の資源・エネルギー産業は効率的でプロフェッショナル、革新的であり、またハイテクが進んでいます。オーストラリアの企業は日本の顧客との間に健全かつ長期的なビジネス関係を築くと共に、資源の需要増大にあわせて生産を拡大してきました。日本は主要な石炭・鉄鉱石プロジェクトをはじめ、わが国の資源・エネルギー部門に長期にわたり大規模な投資を行っています。
2007年度にはオーストラリアの商品輸出総額の73パーセントを、資源・燃料が占めました。オーストラリアは現在、日本に対する最大の第一次エネルギー供給国となっています。一般炭、原料炭の両方において、わが国は日本にとり最大の供給国であり、また日本はオーストラリアにとり最も重要な輸出市場になっています。また鉄鉱石でもオーストラリアは最大の供給国であり、わが国にとり日本は世界で第2位の市場となっています。天然ウランでもオーストラリアは日本への最大の供給先であり、日本はわが国にとり世界で第3位の市場です。液化天然ガス(LNG)ではオーストラリアは日本にとり世界第3の供給先である一方、わが国から見れば日本は最大の、最も重要な輸出市場となっています。
2007年は日豪通商協定の署名から50周年に当たる年でした。この先見的な協定は、日豪が現在享受している資源・エネルギー分野での貿易・投資関係の基盤を作りました。
今後も両国が協力してリーダーシップを発揮するために、日豪は持続的な資源分野での貿易・投資のための将来的枠組みに目を向ける、同様の先見性や勇気、コミットメントを持たなければいけません。わが国はこの点で、包括的な自由貿易協定(FTA)が締結できれば、両国に多くの利点がもたらされると考えます。とりわけ資源・エネルギー分野で投資が拡大し、透明で市場経済による貿易が強化され、人とサービスが両国間でより容易に行き来するようになればとわが国は望んでいます。